在武官としての勤務(wù)や支援部隊(duì)の指揮官としての勤務(wù)が多かった事、日米開戦時(shí)に內(nèi)地に待機(jī)しており、以後も戦場に恵まれず『呉艦隊(duì)』『柱島艦隊(duì)』と揶揄された第一艦隊(duì)長官であった事や、戦爭中に戦病死した事から、他の提督に比べ華々しく活躍する機(jī)會に恵まれず、地味な提督として評価される傾向がある。反面、知英派で當(dāng)時(shí)の歐米事情に詳しく政治的に中立な立場を貫く一方、五?一五事件発生時(shí)の一報(bào)を聞いた際、政黨政治の崩壊を嘆き機(jī)を叩いて激昂した事、日獨(dú)伊三國軍事同盟や日米開戦に反対していた事や、一時(shí)的とは云え連合艦隊(duì)司令長官代行として実戦指揮をとった事実から、決して凡庸な提督では無く、現(xiàn)実的な判斷の出來る優(yōu)れた海軍軍人の一人として評価する意見も多い。実直で清廉潔白な性格の持ち主で、山本五十六や米內(nèi)光政等、海軍左派勢力からも高く信頼されていた。判士長を務(wù)めた五?一五事件の裁判で一人も死刑を出さなかった事が、後の二?二六事件の誘引になったという批判を終生気に病み、死去直前にも「死刑者を出すことで海軍內(nèi)に決定的な亀裂が生じる事を避けたかっただけだ」と家族に胸中を吐露していた。

1944年（昭和19年）3月末に連合艦隊(duì)司令長官古賀峯一大將が殉職するという事件（海軍乙事件）が起こった際には、當(dāng)時(shí)南西方面艦隊(duì)司令長官を務(wù)めていた高須は後任の豊田副武大將が著任するまで一時(shí)的に連合艦隊(duì)司令長官代行として連合艦隊(duì)の指揮をとった。南西方面艦隊(duì)長官在任2年の間に病を得ており、內(nèi)地に帰還後軍事參議官となったが、まもなく東京で戦病死した。墓所は青山霊園。長男は、戦時(shí)中に病死し、二男の敏行は、元日本大學(xué)経済學(xué)部教授。

　　1907年（明治40年）11月20日 - 海軍兵學(xué)校卒業(yè)（35期）。同期に近藤信竹、野村直邦。海軍少尉候補(bǔ)生。1908年（明治41年）12月25日 - 任海軍少尉。1910年（明治43年）12月1日 - 任海軍中尉。1913年（大正2年）12月1日 - 任海軍大尉。海大乙種學(xué)生。1917年（大正6年）12月1日 - 海大甲種學(xué)生。1919年（大正8年）12月1日 - 任海軍少佐。1923年（大正12年）6月1日 - 在イギリス大使館付武官補(bǔ)佐官。*.12月1日 - 任海軍中佐。1926年（大正15年）9月15日 - 海軍大學(xué)校教官。1928年（昭和3年）12月10日 - 任海軍大佐。1925年（大正14年）10月20日 -軽巡洋艦「五十鈴」艦長。1930年（昭和5年）12月1日 - 在イギリス大使館付武官。1934年（昭和9年）11月15日 - 任海軍少將。軍令部第三部長。1937年（昭和12年）12月1日 -練習(xí)艦隊(duì)司令官。1938年（昭和13年）11月15日 - 任海軍中將。海軍大學(xué)校校長。1939年（昭和14年）9月29日 -第五艦隊(duì)司令長官。*.11月15日 -第二遣支艦隊(duì)司令長官。1940年（昭和15年）4月29日 -勲一等旭日大綬章。*.11月15日 -第四艦隊(duì)司令長官。1941年（昭和16年）8月11日 -第一艦隊(duì)司令長官。1942年（昭和17年）9月15日 -南西方面艦隊(duì)司令長官。第二南遣艦隊(duì)司令長官（兼任）。1943年（昭和18年）9月20日 -第十三航空艦隊(duì)司令長官（南西方面艦隊(duì)司令長官との兼任）。1944年（昭和19年）3月1日 -軍事參議官。*.6月18日 - 任海軍大將。